肥満と中性脂肪

肥満と中性脂肪

肥満とは、そもそも体脂肪が健康を維持するための許容範囲を超えて増えすぎてしまった状態のことを指します。
太っている人の体の中身は、肉が増えているわけではなく、脂肪が増えているのです。

例えば、筋肉を鍛えている人は、体重が多くても体脂肪はとても少ないので、肥満とはいいません。

ですから、肥満とは安易に身長と体重のパーセンテージで判断されるものではなく、あくまでも体内の体脂肪率で判断されます。
中性脂肪とは、まさにその体脂肪です。
通常は体温を保つための皮下脂肪や内臓を守るための内臓脂肪として存在しています。

また、中性脂肪は肉体を活動させるためのエネルギーでもあります。

つまり、中性脂肪というのは、本来はとても重要で必要なものです。
車で言えばエンジンや人を守るためのボディーであり、走るためのガソリンでもあります。

ただ、車のガソリンタンクは一定以上は入らず、溢れ出してしまいますが、人間の体の場合は、過剰摂取した分はどんどん体内に体脂肪として蓄積されていきます。

その体脂肪が蓄積された状態。

その蓄積が許容範囲を超えている場合を肥満といいます。
そのため、肥満と中性脂肪には密接な関係があります。
というよりも、肥満のもとが中性脂肪なのです。

では、中性脂肪はどうしてたまるかといえば、それは食物から摂取する過剰な脂肪分が原因です。

肉料理や揚げ物など、脂肪分の多い食事を摂取しても、それらを運動で燃焼してしまえばいいのですが、摂取量に対して燃焼量が少なければ、それは体内に蓄積されてしまうのです。